治療の基本は保湿外用薬を使ったスキンケア

保湿を目的としたスキンケアに欠かせない『保湿外用薬』について説明していきます。

 

保湿外用薬には、皮膚のうるおいを保っていくヒアルロン酸・ケラチミンなどの保湿成分が多く含まれ、弱って低下した皮膚の保湿力を高めて、バリア機能を回復させていきます。代表的な保湿外用薬として挙げられるのが、軟膏・クリーム・ローションなどと各種類があり、病院などで処方される医薬品の他、ドラッグストアなどで購入できる市販の製品(医薬品・医薬部外品)などがあります。皮膚に塗った後の使用感は、塗った直後からすぐにサラサラとするタイプ、保湿力が高くしっとりしたタイプ、軟膏などに見られる皮膚にしっかりと付き、若干べたつくタイプなどに分かれます。

 

アトピー性皮膚炎は、気温や湿度などによって皮膚の状態が大きく変わってきます。保湿外用薬は、自身が使ってみて気に入った使用感のものをいくつか用意して、季節や気温、湿度や体調・皮膚の状態・体の部位などに合わせて使い分けて行くと良いでしょう。
スキンケアをし、保湿がしっかりと出来てくると皮膚の状態が安定してきてとても良くなっていくのがわかります。ある程度症状が安定した軽症のアトピー性皮膚炎であれば、保湿外用薬によるしっかりとしたスキンケアだけですむことも少なくないのです。