災いとなっている「完全栄養食品」

日本人は平均して1日に卵を約1個、牛乳を1パック(200mL)消費している計算になります。卵や牛乳のもつ成分としては、体の中のタンパク質やカルシウムを補給することにあります。そしてその他の栄養素や人の体内ではつくることができない『必須アミノ酸』なども含まれており、「完全栄養食品」などと呼ばれています。事実、卵の成分は繊維成分やビタミンCが含まれていないことを除けば、ほとんどの栄養素をカバーできる完全栄養食品と呼ぶことができます。牛乳はカルシウムやタンパク質、ビタミンA、ビタミンB2なども含んでいます。さらに、手をほとんど加えなくても、食べたいと思った時にに食べられるという簡便性と利便性を兼ね備えている食べ物です。昔は一部の裕福な人の口にしか入らなかった貴重な卵や牛乳なのですが、今では技術革新が進んで、大量に生産することが可能になり、だれの口にも入るようになりました。それによって、妊娠までも積極的に卵や牛乳をとるように指導されてきたわけです。

 

卵や牛乳は、卵アレルギー・牛乳アレルギーさえなければ、身体にはとても良い「完全栄養食品」なのですが、今ではアレルギーのある人にとっては、むしろ悩みのタネになっている場合があります。スーパーなどで販売されているお菓子や加工食品・デザート等は、たいていの場合、卵・牛乳が使われている場合が多いからです。