アレルギー反応は起こる人起こらない人がいる

『アレルギー』という言葉自体が世の中一般的に使われるようになったのは、おそらく、昭和30年の初期ではないでしょうか。注射の『ペニシリン拒否反応』によって死亡者が出たことが、その発端ではないかと考えられます。
その後出てきた、薬剤アレルギー・食品アレルギ・といったことが話題になり、症状でいう所の花粉症や喘息、アトピー性皮膚炎など、アレルギー性の疾患で苦しむ人が増えて、今では良く耳にする言葉にはなりました。

 

また、医学的な事だけを意味するのではなく、「女性アレルギー」といったように、ある種の事に対して異常に反応をする時の一般語としても使われるようになってきました。アレルギーという言葉は大きく拡大解釈して様々な使われ方をするようになりましたが、その『アレルギー』とはいったい何を意味するものなのでしょうか。
本来の意味としては、「変わった反応」を意味します。スギの花粉が飛散する春先の時期になると、アレルギー性鼻炎として鼻水が止まらなかったり、鼻がムズムズしたりといった症状を起こす人がいますが、大部分の人は何でもありません。他にも例として化粧品にしてもそうです。「あのメーカーの化粧品を使うとかぶれる」という人がいますが、その他の大部分の人はそれを使用したとしてもかぶれることがありません。

 

これらの例からもわかるように、そのものを食べたり、吸収したり、触ったりしても多数の人が何も症状などがあらわれないのに対して、ある少数の特定の人が異常な反応(症状)を起こすことを『アレルギー反応』というのです。そして、アレルギーを起こす原因になるもの自体はアレルゲンと呼ばれています。

 

と言っても、アレルギー反応の仕組みは複雑で、外部からの精神的なものの影響を強く受けたり、その時の心理状態で反応がでたり、でなかったりすることがよくあるのです。単純に風邪をひいたりして、体の抵抗が落ちると症状が出やすいことがあります。そういった場合は注意が必要です。