住環境の変化

私達の住居の環境の変化も、アレルギー疾患が急増している背景として見逃すことはできない一つの要因です。現在の私たちの住まいは、壁に隠れてはいるものの、保温性の高い断熱材やアルミサッシの普及で、非常に気密性が高くなっています。

 

昔のように、木材を使用している家屋が減り、すき間風が入る家を見かけなくなりましたね。エアコンなどの冷房・暖房の効率がよく、快適に過ごしやすくなったのですが、それと同時に、湿度や温度が一定を保たれカビやダニが好む環境を自ら作り出してしまい、結果繁殖しやすい環境になったともいえるのです。特にダニは室内のほこりなどいたるところの中に多数含まれていて、アレルゲンとして重要視されています。目に見えにくい大きさと言うのもありますし、部屋の中で絨毯やカーペットも多く用いられるようになり、これらもカビやダニの住み家となり、繁殖に一役買ってしまっているのです。
このように、生まれた赤ちゃんの時から自分の身の回りにアレルギーになるであろう原因となるものが満ち溢れているのですから、アレルギーっ子が増えていくのは当然の結果です。

 

そして、今後その傾向はますます増加の方向へ進んでいくことになるでしょう。
この先、アレルギー性を持つ疾患者は増えることはあっても、へることはまずないでしょう。