アレルギー疾患を患う人が増加

近年、アトピー性皮膚炎などのアレルギー性疾患が発症し、悩まされている人が急激をたどっています。

 

世の中でアレルギーで悩まされている人がどれくらいいるのかと言うのは、明確な人数はわかっていませんが、現在日本で生活している方の中には少なく見ても、3,500万人くらいの患者がアレルギーで悩んでいるという報告もあります。

 

一言で『アレルギー性疾患』といっても、季節的に花粉症で鼻がつまるとか、今まで使った事の無い化粧品を使ってみたら肌がかぶれるといった、軽症のものから、症状が重く入院をし治療を要する気管支喘息などの重症のものまで、その種類は様々なのです。
一般的に言われている軽いものまで含めると、世の中には全くアレルギーのない人の方か珍しいといえるでしょう。

 

文献によるとアレルギー性疾患は、古代ローマ時代からあった、非常に古くからある病気なのです。しかしながら日本では戦前までは、現代ほど大きくは騒がれていませんでした。アレルギーとかアトピーといった言葉っもまだ、市民には浸透していないほどでした。
乳幼児から現れる『アトピー性皮膚炎』も日本の高度経済成長期以前には、臨床でもごくまれに見かけるくらいでしたし、杉の木によるアトピー性皮膚炎が急激に増えたのは、つい30年ほど前のことなのです。

 

それでは、なぜこれほどアレルギー性疾患が増えてきたと思いますか?

 

理由は一概に言い切れませんが、現代人をとりまく生活環境が大きく変わったことが挙げられると言えます。欧米化に偏ってしまった食生活の変化や大気汚染都市化・現代社会のストレス増加などが挙げられます。こうしたことが引き金となって発症したとされています。
このように考えれば、アレルギー性疾患はいわば、現代病の一つと言えるのではないでしょうか。